磁性アタッチメント

磁性アタッチメント に関する記事です。
こんにちわ、院長PIKOです
6月4日のむし歯予防週間につき、無料歯科検診を行います
皆さん是非ご参加下さい

磁石を利用した義歯、マグネットアタッチメントのお話をすると「あまり良くないんでしょ?」という誤解が多いみたいで。
どういう説明を聞いてきたんだろう?と首を傾げてしまいます

総入れ歯であれば、支えとなる歯が残ってないので関係ないですが、自分の歯が残っている場合、部分入れ歯を選択するわけですが。
P5250131.jpg P5250131.jpg

部分入れ歯の場合、図のように残っている歯に入れ歯の支えを求めるため、これがデメリットとなります

咀嚼(かみ合わせ)は非常に複雑であり、個人によっても習癖が異なるため、特に残存歯が少ないとピンポイントで適正なかみ合わせ位置を見つけるのは困難となります。

正解を見つけると言うより、正解域をみつけるのが実状でしょうか。

入れ歯も同様で、口腔内では、上下左右前後に動くため、支台となる歯にはそれだけ多くの負担がかかります

Denture03.jpg


そこで、支台に対する負担を減らすことができる選択肢の1つとして、磁石を用いたマグネットアタッチメントがあります。

その利点としては、3つ。

まず、磁石そのものによる維持力の強さ。
平面同士で吸着するので、歯根に悪影響を及ぼす横方向の有害力を逃がします。
また取り外し方向が斜めになっても支台に無理な力がかかりません。

次に、通常の入れ歯と異なり、歯に引っかけるバネがないため、取り外しや手入れが楽。

何より、バネがない訳ですから、お口を開けたときには見えず審美性が高い。

さて、ご心配なのは磁場の生体への影響ですが、
磁場には、時間的に変動する交流電流などを用いた変動磁場(高圧電流や携帯電話など)と変化しない静磁場があります。

一般的に人体に影響を及ぼすのは変動磁場であり、マグネットアタッチメントは静磁場であるため、血液循環を良くしたり、骨折の治癒を促進したりするなど、生体にプラスに働くことが研究でわかっております。

国内で販売されているマグネットは、海外で販売されているものと異なり、閉磁回路の構造となっているため、吸引力や耐久性も優れており、漏洩磁場もきわめて小さくなっています。

ちなみに、マグネットアタッチメントの磁場は2mm離れただけで0.002T(テスラ)ですが、ピップエレキバンで0.1〜0.2Tでかなり小さい。

国際非電離放射線防護委員会での生体安全基準は、職業人で0.2T、一般公衆で0.04T以下ですので、その安全性は十分おわかり頂けるかと思います。

MRI撮影時でも、磁石は入れ歯の方に取り付けられるので、外すことで撮影に影響を及ぼすことも殆どありません。

DSCF2843.jpg DSCF4812.jpg

上図は、マグネットアタッチメントを使用した入れ歯です。
歯は14本入っていますが、使用しているマグネットはたったの3本です。

少しでも、マグネットに対する誤解が解けるといいのですが…










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